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KIRIBAKO アプリアイコン

ユーザーマニュアル

KIRIBAKO (キリバコ) — タナゴ・小物釣り記録

KIRIBAKO は、タナゴ・クチボソ・コイ・フナなど日本の淡水小物釣りに特化した、iPhone / iPad 向けの釣果記録アプリです。釣り場を SNS にさらすことなく、一匹の繊細な美しさを「桐箱に標本を収めるように」端末の中だけに残せます。このマニュアルでは、はじめての方に向けて基本的な使い方を順を追って説明します。

1

撮る

釣れた魚を真上から撮影。手元の写真からも記録できます。

2

選ぶ

端末内の AI が魚種の候補を提案。必要なら体長も計測します。

3

残す

保存すれば一匹が標本に。あなたの iPhone の中だけに記録されます。

— たったこれだけ。あとは下の各章で、もう少しくわしくご案内します。

1. はじめに — 準備するもの

KIRIBAKO は 14 日間すべての機能を無料でお試しいただけます。アカウント登録は不要です。App Store からインストールすればすぐに使い始められます。

ヒント お試し期間が終わっても、記録済みの釣果の閲覧はずっと無料です。新しく記録を追加・編集したい場合だけ、プラン (蔵・匠) をお選びください。

2. 釣果を記録する

一匹釣れたら、写真を撮って記録します。手順はとてもシンプルです。

  1. 「+」ボタンで新規記録を開くホーム画面の追加ボタンから、新しい釣果の記録を始めます。
  2. 魚を撮影する魚を画面に収めて撮影します。真上から、明るい場所で撮るときれいに記録できます。手元のライブラリにある写真を選ぶこともできます。
  3. 魚種の候補を確認する撮影すると、端末内の AI がタナゴ族をはじめ計 8 種から魚種の候補を提案します。判定はすべて iPhone の中だけで行われ、写真が外部に送られることはありません。候補から選ぶか、手動で修正できます。
  4. サイズ・メモ・日時を入力する体長 (任意で計測。次章参照)、ひとことメモ、釣れた日時などを記録します。
  5. 保存する保存すると、一匹が「標本」として桐箱に収まります。
釣果詳細画面

▲ 釣果詳細画面。一匹を標本のように記録します

きれいに撮るコツ
  • 真上から撮ると、魚の形がゆがまず体長計測の精度も上がります
  • 明るい場所で、影が落ちないように撮りましょう
  • 背景はできるだけシンプルに。魚が引き立ち、AI の魚種判定も安定します
  • 魚をやさしく扱い、撮影後はすみやかに水へ戻してあげてください

3. 体長を計測する

メジャーがなくても、写真や動画からおおよその体長 (尾叉長) を記録できます。計測方法は 3 種類あり、撮影時に選べます。まずはどれが向いているかを確認しましょう。

📷 コインで測る

1 円玉などを魚と一緒に写し、その大きさを基準に計測します。

こんな方に:すべての iPhone / iPad で使いたい・手軽に始めたい

📏 LiDAR で測る

端末のセンサーで奥行きを測り、コインなしで計測します。

こんな方に:Pro 系端末をお持ちで、コインを置かず素早く測りたい (匠プラン)

📹 動画で測る

録画しながら体長を計測し、体長を重ねた縦動画として記録・共有できます。

こんな方に:計測した瞬間を動画で残したい・動画のまま SNS にシェアしたい (匠プラン)

計測画面

▲ 計測画面。基準をもとに体長の目安を算出します

方法 A: コインを基準にした計測 (📷 通常カメラ)

1 円玉 (または対応する海外コイン) を魚と一緒に写すだけ。コインの実寸を基準に、画像から体長の目安を自動算出します。すべての対応端末で使えます。

  1. 魚とコインを並べて撮る魚の隣に 1 円玉を置き、真上から撮影します。コインが魚と同じ高さ (同じ平面) にあると精度が上がります。
  2. コインが自動で認識されるアプリがコインを見つけて基準にします。うまく認識されないときは手動で位置を調整できます。
  3. 頭と尾の点を合わせる魚の口先と尾の先に計測点を合わせると、体長 (mm) の目安が表示されます。

方法 B: LiDAR コインレス計測 (📏)

コインを置かずに、端末の LiDAR センサーで奥行きを測って計測する方法です。撮影時に「📏 LiDAR 撮影」を選ぶと、写真と同時に深度情報を取得します。

対応条件 LiDAR 計測は 匠プラン、かつ LiDAR 搭載端末 (iPhone 12 Pro 以降の Pro 系 / iPad Pro) でのみ利用できます。非対応の端末では LiDAR の選択肢は表示されません。
  1. 撮影時に「📏 LiDAR 撮影」を選ぶ撮影方法のシートで LiDAR を選びます (通常カメラと切り替え可能)。
  2. 20〜40cm の距離で撮る魚から 20〜40cm ほど離して、真上から撮影します。近すぎる (20cm 未満) とピントが合わず警告が出ます。なお LiDAR 撮影中はズームができません (奥行き取得のための仕様です)。
  3. 頭と尾の点を合わせる計測点を合わせると、奥行きをもとにした体長の目安が表示されます。コインがなくても計測できます。
  4. (任意) コインを一緒に写すとさらに高精度にLiDAR 撮影でもコインが写っていれば、それを基準に補正してより正確になります。コインは「あれば便利」な任意の精度アップ手段です。
あとから再計測できます LiDAR で撮った写真には深度情報が埋め込まれて保存されます。アプリを再起動したあとや、ライブラリから写真を選び直したときでも、いつでも測り直せます。

方法 C: 動画で測る (📹・匠プラン)

新規記録の撮影方法シートで「📹 動画で測る」を選ぶと、動画を録画しながら体長を計測できます。LiDAR 搭載端末では LiDAR 動画計測、非対応端末では自動的にコイン動画計測になります。

対応条件 動画計測は 匠プラン の機能です。LiDAR 動画計測は LiDAR 搭載端末 (iPhone 12 Pro 以降の Pro 系 / iPad Pro) のみで利用でき、非対応端末では自動的にコイン動画計測になります。
  1. 撮影方法シートで「📹 動画で測る」を選ぶ新規記録の撮影方法シートから選択します。
  2. 魚 (コイン動画計測の場合はコインも) を画面に収めて録画する録画中でも「計測する」を押すと、その瞬間の画面が静止して計測モードに切り替わります。
  3. 端点をドラッグして合わせる (3 倍ルーペで正確に)頭と尾の端点を指でドラッグすると、その周囲を 3 倍に拡大した円形のルーペが表示され、細かい位置合わせができます。体長はドラッグ中も自動で更新されます。
  4. 「再開」で録画に戻る、または録画を続ける「計測する→録画する」「録画する→計測する」のどちらの順番でも計測できます。
  5. 共有する、または「釣果として保存」する体長オーバーレイを重ねた縦動画として、位置情報を含めずに共有できます。「釣果として保存」を選ぶと、動画はそのまま「写真」アプリに保存され、記録の一覧にも釣果として追加されます (魚種などは詳細画面から後で入力できます)。
深度を使った再計測は撮影中だけです LiDAR 動画計測は、撮影中 (計測画面) の間だけ深度情報を使って測り直せます。動画を保存したあとに測り直す場合は、コイン基準での計測になります。
計測値は「目安」です 誤差の目安は、コイン基準で約 ±3% (最小 ±2mm)、LiDAR で約 ±2% (コイン併用較正で約 ±1%) です。動画で測る場合も、基準にした方式 (コイン / LiDAR) と同程度の目安になります。いずれも撮影角度・遠近の歪み・点の合わせ方により変動します。あくまで記録のための目安としてご利用ください。公式記録や大会記録、遊漁規則上の体長判定など、正確さが求められる用途には専用の計測器をお使いください。

4. マップで振り返る

記録した釣果は、地図の上で振り返ることができます。いつ・どこで・何が釣れたかを、自分だけのフィールドマップとして残せます。

マップ画面

▲ マップ画面。自分だけのフィールドマップ

釣り場の秘匿を最優先しています 位置情報はお使いの iPhone の中だけに保管されます。クラウドへの送信も、運営者を含む第三者による閲覧も一切ありません。さらに、写真をシェアする際は EXIF・GPS 情報を自動で削除するため、大切な釣り場が画像から特定される心配がありません。

5. 標本カードでシェアする

お気に入りの一匹は、標本カード風の画像にして Instagram・X・メッセージなどにシェアできます。ひかえめに、でも美しく。

シェア画面

▲ シェア画面。標本カードを書き出します

  1. 釣果からシェアを選ぶ記録した釣果の詳細画面からシェアカードを作成します。
  2. カードを書き出す位置情報・撮影者情報を自動で除去した、安全なカード画像のみが書き出されます。
  3. 好きなアプリで共有SNS やメッセージアプリに送れます。釣り場が特定される情報は含まれません。

写り込んだ 1 円玉やゴミを消す

計測に使った 1 円玉や、背景の小さな写り込みは、シェアカードからきれいに消せます (匠プラン)。シェア画面の 「拡大して編集」 を押すと全画面の編集画面が開き、大きな写真で細かく操作できます。拡大は 2 本指でピンチ・1 本指でスワイプ移動 です。

▲ 1 円玉を消す
  1. 「拡大して編集」を開くシェア画面で「拡大して編集」を押すと、全画面の編集画面が開きます。コイン消し・ゴミ消しの操作はすべてこの画面で行います。
  2. 「1 円玉を消す」をオンにする編集画面でトグルをオンにすると、写り込んだ 1 円玉を自動で消します。位置がずれていたら、コインを「タップ」するだけで、そこへすぐ消し直します。「− コインの大きさ +」で、定規などに被らないよう消す範囲をコインにぴったり合わせられます。
  3. 「ゴミを消す」で写り込みを消すトグルをオンにし、消したい範囲の 対角になる 2 点をタップ します。1 点目で角の位置 (黄色い印)、2 点目で囲った範囲が決まり、その四角形を消します。小さく消したいときは拡大してから操作すると正確です。元に戻したいときは「↶ 戻す」が使えます。
  4. 「完了」で仕上がりを確認して書き出す編集画面を閉じ、消し跡が自然になっているか確認して、そのままシェアカードを書き出します。元の写真は変更されません。
うまく消えないときは 1 円玉が定規などの細かい模様に重なっていると、消した跡にうっすら線が残ることがあります。「コインの大きさ」を少し小さくして、消す範囲をコインだけに合わせると目立ちにくくなります。

6. よくある質問

写真や位置情報はどこに保存されますか?

すべて、お使いの iPhone / iPad の中だけに保管されます。クラウドへの送信や、運営者を含む第三者による閲覧は一切ありません。

魚種の判定はインターネットに接続しないとできませんか?

いいえ。魚種の推定は端末内の AI で完結するため、オフラインでも動作します。写真が外部に送信されることはありません。

LiDAR の選択肢が表示されません

LiDAR 計測は匠プラン、かつ LiDAR 搭載端末 (iPhone 12 Pro 以降の Pro 系 / iPad Pro) でのみ利用できます。非対応の端末では選択肢が表示されません。お使いの端末に LiDAR がある場合は、匠プランへの加入をご確認ください。

計測の数値はどのくらい正確ですか?

計測値はあくまで目安ですが、おおよその誤差の目安は次のとおりです (iPhone 15 Pro・100mm 定規での実機検証に基づく値を含みます)。

いずれも撮影角度・遠近の歪み・計測点 (口先と尾) の合わせ方によって変動します。真上から・明るい場所で撮ると精度が上がります。なお、これらは目安であり、公式記録・大会記録・遊漁規則上の体長判定など正確さが求められる用途には、専用の計測器をご利用ください。

機種変更すると記録は消えますか?

記録はお使いの端末の中だけに保管されます。現時点では、記録を別の端末へ移す (読み込む) 機能はまだご用意がありません。CSV での書き出しは可能ですが、これは記録内容を端末外に控えとして保存するためのもので (写真は含まれません)、書き出した CSV をアプリに読み込み直すことは現在できません。端末間の引き継ぎ・クラウドバックアップは今後の検討項目です。引き継ぎ機能の提供までは、記録のある端末をお手元に保管されることをおすすめします。

解約したいときは?

匠の解約は iPhone の「設定」→ Apple ID → サブスクリプションから行えます。解約後も、記録済みの釣果はずっと閲覧できます。

保護種について注意することは?

タナゴ類などには、種の保存法の国内希少野生動植物種・天然記念物・特定外来生物などに該当し、採捕・所持・運搬が法令で禁止・制限される種があります。関係法令・遊漁規則を必ずご確認のうえ、保護種を採捕しないようにしてください。

困ったときは

ご不明な点や不具合のご報告、ご要望などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。小さなチームで、ひとつひとつ大切に育てているアプリです。皆さまの声が、次の一匹をより美しく残すための力になります。

お問い合わせ メール: support@kiribako.app
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